四十肩・五十肩は、肩の関節や周りの筋肉に炎症や固まりが起きて、動かしにくくなる病気です。
1→4の順に症状は進行していきます。
<自分でできるチェック>
手をまっすぐ挙げられるか
頭の後ろに手を回して髪を結べるか
腰の後ろに手を回して帯やエプロンを結べるか
これらの動作が痛くてできない、途中で止まってしまう場合は、四十肩・五十肩の可能性があります。
※年齢によっては「腱板断裂」という別の病気の可能性もあります。
気になる方は早めの相談がおすすめです。
<当院での施術方法>
四十肩・五十肩はこれらが複雑に関わっています。
当院ではそれぞれの原因に合わせて施術を行います。
鍼治療(自然治癒力の活性化)
肩を動かす筋肉(棘下筋・大円筋・小円筋・広背筋・肩甲挙筋など)に鍼をすることで、深い部分まで緊張をやわらげます。血流を促し、動きやすさと痛みの軽減します。
神経整体(神経バランスの調整)
やさしい動きで神経の流れを整え、肩がスムーズに動けるようにします。
夜の痛みや「上げたいのに上がらない」といった不自由さに効果的です。
刺絡(しらく)
肩や背中にたまった血の滞りを改善し、炎症で乱れた「気・血」の流れを整えます。
肩のだるさや重さがやわらぎます。
整体(骨格バランスの調整)
肩甲骨や背骨、胸の動きを整えて、肩にかかる余計な負担を減らします。
歪みが取れることで回復もスムーズになり、動きやすい体を取り戻せます。
「四十肩・五十肩は自然に治る」と言われますが、実際には長い間痛みや不便を抱える方が多いです。
自然に治っても、左右の肩の動きに差が残ってしまい、日常生活で「もうここまでは仕方ない…」と諦めることも少なくありません。
当院では、辛い期間をできるだけ短縮し、少しでも早く「痛みのない、自由に動く肩」を取り戻せるようお手伝いしています。
国家資格を持った施術者が丁寧に対応いたしますので、安心してご相談ください。
早く一緒にもとの生活を取り戻しましょう。
肩の中で筋肉や腱が骨とぶつかり、炎症を起こしてしまう状態のこと。
「インピンジメント」とは英語で「衝突・挟まる」という意味で、その名の通り肩の中で組織がぶつかって痛みを引き起こします。
特に40代以降の方や、野球・水泳・テニスなど腕をよく使うスポーツ選手、肩を酷使する仕事をしている方に多く見られます。
症状の特徴
なぜ起こるのか?
肩を動かすときは、この2つがバランスを取りながら腕を持ち上げています。
しかし、使いすぎや姿勢の悪さ(猫背・なで肩など)で棘上筋が弱まり、三角筋とのバランスが崩れると、腕を上げたときに骨と棘上筋がぶつかって炎症が起こります。
これがインピンジメント症候群の正体です。
<当院での施術方法>
鍼治療(自然治癒力の活性化)
痛みが強い棘上筋や炎症している背中の筋肉に鍼をすることで、血流を改善し筋肉の緊張を和らげます。
また、鍼による刺激で体の自己治癒力を高め、炎症の回復をサポートします。
神経整体(神経バランスの調整)
神経の伝達異常を整え、筋肉と骨の動きのバランスを回復させます。
神経の信号が正しく流れるようにするイメージで、痛みを和らげながら、肩が本来持っている動きを取り戻します。
整体(骨格バランスの調整)
肩関節や肩甲骨、背骨の動きを整え、狭くなった肩の空間を広げ、組織がぶつからない状態に導きます。
姿勢改善(猫背の修正など)も同時に行うことで、再発しにくい体づくりを目指します。
「そのうち治るだろう」と放置すると炎症が慢性化し、腱が切れて手術が必要になることもあります。
放置せず、早めのケアをおすすめします。
体の大きさや筋肉量の違いで痛みや症状は人によって変わってきます。
当院ではそれぞれの症状に合わせて「鍼」「神経整体」「整体」を組み合わせた総合的な施術で肩の痛みを和らげ、痛みの再発しにくい肩を目指します。
肩に違和感を感じたら、どうぞ早めにご相談ください。