足首痛の症例

|足関節捻挫(足首の捻挫)

足首の捻挫とはどんなケガ?

 

足首を「内側にひねって」しまったときに多く起こるのが足関節の捻挫。

外くるぶしの前や下に痛みが出て、腫れや内出血が見られます。

段差につまずいたり、バレーボールやバスケットボールで着地の際に他人の足の上に乗ってしまった時などによく起こります。

 

実は、捻挫はスポーツで最も多いケガの1つです。

 

<症状と重症度>

1度(軽症)

靭帯の細かな傷

腫れは軽く歩けることが多い

2度(中等症)

靭帯が部分的に切れている状態

歩くのがつらく、腫れや内出血が目立つ

3度(重症)

靭帯が完全に切れている状態

関節が不安定で体重をかけられないことが多い

 

※靭帯(じんたい)とは
骨と骨をつなぎ関節を安定させる大切な「バンド」のような組織

 

 なぜしっかり治す必要があるのか?

 

 

続きを読む

 

 「ただの捻挫だから…」と軽く考えて放置すると後遺症の原因になってしまいます。

  • 足首がグラつきやすくなる(不安定性)
  • 関節が変形して長引く痛みにつながる(変形性足関節症)

皮膚の下で〝見えない切り傷〟ができているのと同じ状態

早めに適切な処置をすることが大切です。

 

<応急処置>

受傷直後に一番大切なのは「RICE(ライス)処置」と呼ばれる応急対応です。

RICEとは4つの頭文字をとったもの。

  • R/Rest(安静)
    無理に動かさず休ませ、筋肉が回復しやすい環境を整える
    「少しなら動かせるから大丈夫」と思って使い続けると、損傷が広がり治りが遅くなります。
  • I/Ice(冷やす)
    氷や保冷剤を濡れたタオルに包んで、1回15分ほどを目安に1日に数回冷やす
    皮膚に直接当てると凍傷になるので、濡れたタオルで冷やし炎症(腫れや熱感)や痛みを抑えます。
  • C/Compression(圧迫)
    出血や腫れを広がらないようにするため、伸縮性のある包帯やバンテージで軽く圧迫
    強く巻きすぎると血流を妨げてしまうので、新しい靴下を履いた時のイメージで。
    指先がしびれたり冷たくならない程度にするのがコツです。
  • E/Elevation(挙上)
    横になってケガした足を心臓より高い位置に上げる
    クッションや枕の上に足をのせ、血液や体液が下にたまるのを防ぎ腫れをやわらげます。

つまり「休ませて・冷やして・圧迫して・高く上げる」

これでケガの悪化を防ぎ、回復を早めることができます。

 

<当院での施術方法>

コンビネーション治療(ハイボルテージ ✕ 超音波)

  • 超音波治療
    細胞を刺激して炎症や腫れを和らげ修復を促す
  • ハイボルテージ電気
    深部まで電気を届け、強い痛みを抑え回復を助ける

2つを組み合わせて痛みを抑えながら治りを早めます

 

鍼治療(自然治癒力の活性化)

外くるぶし周辺

・崑崙(こんろん)申脈(しんみゃく)

・金門(きんもん)

内くるぶし周辺

・太谿(たいけい)

・照海(しょうかい)

 

これらくるぶし周辺のツボを鍼で刺激することで、足首の血流を改善

腫れや痛みを和らげて自然治癒力を高めます。

 

整体(骨格バランスの調整)

距骨(足首の中心の骨)と踵骨(かかとの骨)の位置を整え、足首の動きをスムーズに

再発予防につながります。

 

神経整体(神経バランスの調整)

足首を動かす神経の働きを整え、歩くときのバランスを取り戻します

 

 

足首の捻挫は放置するとクセになりやすく、将来「足がグラグラする」「痛みが残る」など生活の質を下げてしまうこともあります。

 

だからこそ最初のRICE処置がとても大切です。

そのうえで当院の治療を組み合わせ、しっかり回復と再発予防を目指していきましょう。

また安心して歩けるように、しっかりサポートします。

 

 

 

 

 

|外反母趾

捻挫(足関節外側靱帯損傷) ついての情報

 

 

 

主な症状

 

 

ではなぜ起こるのでしょうか?

 

 

 

 

続きを読む

 

◯◯◯